C3販売分組立補足コーナー |
『1/100 ザブングル用パーツ』 C3販売分 改造補足 |
『胸まわり』
胸もそんなに難しく無いと思いますが、写真をよく見て加工して下さい。
プラ板作業が少々あります。
まずはプラモ胸パーツ(8)(9)の赤丸でっぱり部分をニッパーなどで簡単にカットして下さい。
とりあえずこんな感じになりますね。肩間接パーツ(88)はまだ気にしないでください。
次に写真の様に四角く切り欠いて下さい。こちらは(8)。
こちらは(9)の方。
(9)はさらに、この様にカットします。
数値はおおよそですが、最終的には『胸内部構造』の9・86・87がスムーズにハマる様にします。
最初は少し小さ目に切り欠いて、他の工程も進めつつ徐々に調整していって下さい。
次にワキ?の部分をカットします。右がカット後です。
『ワキ形状変更用』パーツ1・2・3・4の形状を参考にカットして下さい。
カットの量はお好みで。左が今回、右がワンオフです。
今回は外側の筋彫りディティールが無くなる辺りでカットしてみました。
ワキの内側に1・2・3・4を接着して下さい。
ちょっとカットと接着が適当だったのでズレてますけど。。。
貼り合わせ箇所のラインは埋めるも良し、そのままディティールにするも良し。
1・2・3・4は青色に塗るも良し、メカ色に塗るも良しです。
2と4、3と1の間に残念ながらスキマがあるので、気になる方は0.5〜0.8mm厚プラ材等を2・3に貼って下さい。
このワキがスマートになるとだいぶ胸全体の印象が良くなります。
(8)(9)内部の関節部等を加工します。
T:まず、首の関節受け軸を前後とも丸々切除します。
U:次に(9)の、肩のポリキャップ受けの内側のみカットします。(深さはポリキャップの留め部のところまで。)
V:最後に腹関節ポリキャップ受けの上部の幅1.5mm分ほどを奥まで切除します。
同、(9)の写真です。
これはワキの加工前に行っても構いません。
Uは今回は内側分すべてカットしましたが、ポリキャップが上から見えやすくなるので、
嫌な方は横幅1.5mm分くらい残して内側幅2mmくらいをカットすると良いかもです。
(赤色部分を残す感じ) ただしカットする際、残す部分が折れやすいと思うので注意です。
肩間接パーツ(88)を写真の様に加工します。
上腕肩に繋がる軸部は↓の様に赤色部分を瞬着で太らせるだけでも大丈夫かと思います。
90を表裏に接着します。接着位置はクボミのド真ん中でも良いかと思います。お好みでどうぞ。
5を接着します。
肩関節パーツとポリキャップ(A)を(8)に一先ず組み込んだところです。
写真左の様に、ワキのカット位置や2・3の接着位置によって、5とぶつかる場合があります。
その場合は写真右の様に、2・3の接触部分を斜めにカットして下さい。
(8)側の肩部ポリキャップ(A)は加工せずにそのまま使用します。
(9)肩部のポリキャップ(A)をセットし、写真の様に内側の肉厚0.5mmほどを残してカットします。
縦・横と真っ直ぐなるべく綺麗にアートナイフなどで一発でカットして下さい。
カットし終わったポリキャップはこんな感じ↑
このカットした部分の間を『胸内部構造』の86・87の横のデッパリ部分が通ります。
(8)(9)内側に、20.5mm×14mmくらいの1mmプラ板を貼ります。
*写真の様にポリキャップ受け部の間を埋める縦横幅にします。
続けて写真の様に(9)に6mm×5mm、(8)に6mm×9mmくらいの1mmプラ板を貼ります。
これで『胸内部構造』が上下する際に、ズレたり引っかかったりしにくくなります。
プラ板のカベと隣接するポリキャップ受け部の高さがツライチになる様にして下さい。
この状態で、次で組む『胸内部構造』がスムーズに上下スライドするか確認して下さい。
『胸内部構造』を組立てます。
96を9に差し込みます。(接着はしません。)
首関節軸は真ん中の少し太い部分を境に上下に伸縮します。
緩い場合はあらかじめこの部分を少しだけ瞬着を塗布するなどして太らせて調整して下さい。
97のクボミと96の底のみで接着します。
73をハメて下さい。(これも接着はしません。緩い場合は瞬着等でキツく調整して下さい。)
9の裏面に86・87、102・103を接着して下さい。
9には前後方向があります。首全体が後ろ寄りになるのが正解です。
↑写真は首関節軸が縮んだ状態です。
102・103のカギ爪が、(8)の腹部関節ポリ受け部にパチンとハマる仕様です。
肩間接&ポリキャップと腹部を、胸パーツにセットします。
尚、胸パーツ(8)(9)も万が一のメンテナンスを考えて、接着はお勧めしません。
接着しなくてもポリキャップのおかげで胸前後パーツは固定出来ます。
『胸内部構造』を胸上部より差し込みます。
パチンとハマります。『胸内部構造』のWM時の正位置です。
『胸内部構造』を上から押して、最下部までスライドさせ落とし込んだところ。(スキッパー時)
スキッパーからWMに変形させる時は、筆のお尻(平たいヤツ)や5mmプラ棒等で、
下から(91)の穴の中の首関節軸97をゆっくり押して下さい。
ここで『胸内部構造』の上下スライドと、首関節軸の伸縮を確認して下さい。
ここまで組んだ物と、ワンオフを比べたところ。
ワンオフは胸パーツも前後1mmずつ計2mmほど詰めていた様です。
胸パーツ前後は接着しないのでワキ下の合わせ目は腰同様ディティールとします。
で、ワンオフを見ると・・・その合わせ目が随分広くなってますよね。
これも実は昔に胴体を薄くしようとした名残りです。
このスキマ分(2.5mmくらい)さらに胸を薄くしようとしていたみたいですね。
高荷風を目指してたのに胴体薄くするって全く真逆の様な気がするけど。。。
まぁ敢えて少しスキマを強調して見せてやるのは良いかな?とは思います。
結論としては、やはり胸は前後詰めする必要は無いですかね。薄っぺらくなるだけだと思うので。
ワンオフと比べると、その他細かい間違い探しレベルの差異があるんですが、あまり細かくは説明しません。
簡単に言うとワンオフは、これまた昔に内部機構をズタボロにしていたのでポリキャップ受け部などを作り直したんです、が、その際に位置が元とは違ってしまったので、その加減で『胸内部構造』の形状や肩間接パーツ(88)の切り欠き量などが違っている、と言ったところです。
C3販売版は元のキットの軸位置をそのまま活かしての調整・加工内容になっています。
最後になりましたが、(8)にはこんな感じで赤線部分に筋彫りを入れたいところです。
参考程度にどうぞ。
追記16/11/20:
スキッパー変形時に余裕があったので肩パーツ(88)に1mm厚プラ材を貼り足しました。
必ず貼らなければいけない訳では無いので参考までにどうぞ。
赤線部幅が4mmほどだったのが、5mmくらいになっています。
今回はエバーグリーンNo.148を使用しました。
念のため、3連バズーカ&9連ロケット弾ポッドユニットの取り付けも確認の上、ご判断下さい。
変形時内部、こんな感じでちょっきし♪
WM時の肩間節(88)の様子。
武器類を手に持たせると重みで腕が下がり気味の様なので肩関節(88)の腕に繋がる軸も瞬着で少しだけキツク調整しました。
*キツくし過ぎるとポリキャップ(F)が割れる可能性があるので注意!
さて次は頭部です。
頭部は基本的には取説通りの組立てで良いかと思います。
胸部、以上!
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